自分に自信がない人はどうすれば後向き脱却できるか
先日、自分に自信がないと悩む人間の話を聞くことがあった。
自分に自信が持てない
後ろ向きな思考に陥ってしまう…etc
でも、「自分に自信がない」というのも漠然としている。
漠然としたものはそのまま考えようにもどうにもならないので、皆様の悩みの種を、そのベールから剥がしてやる必要がある。
ちなみに方法論としての解決策は一応用意しているつもりではあるけれど、いきなりそこへ向かうのはおすすめできない。
あなたが二度とこうした悩みを持たない為には思考回路を変える必要があるからだ。この記事で示す具体的行動は一例としての手段であり、価値観が人によって異なる以上万人向けのものではない。諸悪の根源はあなたの悩みを生み出した脳の論理構造の誤りにある。
では「自分に自信を持つ」というのはどういうことだろうか、まずはここから考えていこう。
「自信」の定義~「自分」に自信は持てる?~
ネットで検索してみると、自信の定義は
自分の才能・価値を信ずること。自分自身を信ずる心
であるらしい。
ここで注意すべきは、自信というのはそれ自体を持てているのが善、持てなければ悪だという価値判断の対象にはなり得ないということ。
持つ、という表現もまずい。自信は状態に近い。
となると「自信」とは自分の中の、もっと具体的な何かに対して好意的な何かを感じている状態であるということになりそうだ。
→「自分に自信がない」という問の立て方がまずいらしい。
→「自信」とは具体的な何かについて持つべきもののようだ。
「自信」の探し方
自分に自信がないなら、どう探すか。
そもそも自信が「ない」というマイナスの考え方がよくない。
考えてみてほしい、あなたは最終的には「ない」から「ある」に認識を180度変化させることになる。
前準備として、物事を前向きに捉える癖をつけ、「ない」「ない」で凝り固まった頭を柔らかくしてやる必要がある。
以下の文章の、空欄になっている個所に具体的な何かを当てはめ文章を作ってみてほしい。
・自分は〇〇〇〇することについては自信がない
・自分は〇〇〇〇することについては自信がある
例えば私の場合、経験則上、私は美女と満足に話を進めることができない。もっと言えば美女に限らず異性であれば忽ち緊張する。
しかしこれは「過去の経験から、俺は美女と話す際おおいに取り乱す自信がある」と言い換えることもできる。
内容は物凄く後ろ向きだけれど、笑えるほどポジティブだ。
→「自信」を取り戻すには、考え方を180度改める必要がある。
→見方を変えれば欠点も長所になるかもしれない。
おすすめの成功体験
根拠のないポジティブ精神は清々しいが、バカっぽい。それは下手を打てば虚勢になりかねず、勘違いバカを生み出す。
この記事がそんな勘違い野郎を日本全土に輩出して公安のお世話になっても困る。
そこで、自信を取り戻すため以前私が取り組んだ活動を紹介する。結構自信ある!(←バカっぽい)
・ダイエット
(効果が)でかい。
私は26才の時、84キロあった体重を半年で75キロ代まで落とした。
tanita大先生による体内年齢計測は36才から19才まで若返った。
摂取カロリーと消費カロリーと筋肉量にさえ気を使っていれば、ダイエットは必ず成功する。
youtubeを漁れば屈強なボディビルダーたちが減量方法を伝授してくれる。
ダイエットは進み具合が目に見えるのも楽しいし、周りの人間が「やせたよね?」と反応してくれるのも嬉しい。
面白いのは体重をキープしているだけでも尚「痩せたよね」と聞かれる点。いったん痩せてしまうと向こうから成功体験を提供してもらえるらしい。
やればできる。全盛期は更新し続けることができる。
俺が得た真理の一つである。
ダンス人口がそもそも少ないのに、ブレイクダンス人口は輪をかけて少ない。
練習すれば誰でも出来る技でも、やろうと思う人がいないから凄いと褒めてくれる。
例えば「チェアー」はbboyが一番最初に覚えるべき技ということで一、週間もあれば完成する難易度なのだが、ブレイクダンス以外で見ない動きだから、珍しがってくれる。
チェアー
日常にない動きだから、bboyでなければ絶対にできない(何度も言うが、bboyなら誰でも出来る)。
街を歩いていても、いざとなれば人には出来ない技が俺にはできる、という事実は妙な余裕を生み出す。
ニッチな分野だと簡単に人から抜きん出ることができる。
俺が手に入れたもう一つの真理である。
まとめ
・「自分に自信がない」と感じている人は物事の捉え方を工夫する必要がある
・「自分」に対し自信を持っている人間なんて碌な人間じゃないから気にしない
・ダイエットとブレイクダンスを始めればすこしはマシになる