一年のテーマを決めるといろいろ捗るよのはなし
あけまして、おめでとうございます。
山椒魚と申します。
平成最後の(この言葉、年末から駆け込みで使われるようになりましたね)お正月、私はぼうっとして、気がつくと3日を越したところです。
昼まで寝て、むっくり起きるとその格好のまま夕方までテレビを眺め、面白そうな特番が終わって駅伝が始まると本を開き、場合によっては飲み会に顔を出し、帰ってきて布団に包まり…正月の光陰の矢の如く過ぐるのを眺めておりました。
三が日
なぜそんな自堕落な生活に浸かってしまったのか。
会社で「良いお年を」と言ったと思えば気がつくと忘新年会があって、そこで同級生の結婚報告が相次いで、出世していく背中がありました。とうとう既婚婚約組が知り合いの過半数を突破しました。子供がどうのという声すらあります。
このような現実を前にした私には他に取るべき選択肢がありませんでした。私は自衛の要請から思考停止を余儀なくされたのです。
周囲が激動の三が日を過ごす傍ら、私はただボンヤリ過ごすことにのみその活動の大部分を占め、生活していたわけで、それは生活と表現するのも烏滸がましい、私の六畳空間に人間の生活・営みはなく、ハイデガー言うところの存在と時間のみがあったと言ってよろしいでしょう。
しかし聞くところによると生命の寿命の長短は、その生命の心拍の速さと相関関係にあり、各々の体感する寿命の長さは同じであるということらしいです。
これは裏を返せば時の速さを光陰矢の如く感じる者とそうでない者とで心拍数にこそ違いがあると言って差支えないものと思われます。これをアインシュタインは相対性理論と名付けました。モチロン嘘です。
つまりどういうことか。
私にもわかりません。
総括
さて、2018年。
終わる終わると言われ続けて、とうとう終わった2018年です。
2018って数字、綺麗ですよね。
2017だと7の素数感で窮屈ですが2019は無駄に未来っぽく車が空を飛びそうで無邪気に描いた未来予想の感じがして恥ずかしい。やはりここは2018が良い。2と8の相補性、01→10への転換と、攻守の手堅さが違います。
そんな2018年、いかがでしたでしょうか。
昨年は加計問題に始まりタックル問題me too騒動等、世間を騒がせたトピックスが少なくありませんでした。
一方で藤井氏の将棋界での大躍進、W杯での名采配等、天晴れなトピックスも数多く記憶しています。
とかく負のイメージの残りやすい人間の頭ですから、良い悪い両面挙がるのを見る限り、そこまで悪い年でもなかったような気もします。
2018年のテーマ
それではここで、私が人知れず掲げていた2018年のテーマ「チャラ男になる」の結果報告をさせていただきます。
定義:チャラ男
ここではある男性の年間異性交遊歴が五人を上回る場合において、その者をチャラ男と定義することとします。
活動結果
一年の孤軍奮闘の結果、異性交遊歴0人により惜しくも未達となりました。本当にありがとうございました。
応援団のお姉様から積極性に難ありとのお言葉も頂戴しております。次回に活かしたいと思います。
2019年のテーマ
各種有識者達による論争を経て、山椒魚自身のポテンシャル(主にその限界域について)を踏まえた談合の結果、2019年のテーマとしましては、
「最強(無敵)になる」
とさせていただきます。
最強とは書いて字の如く最も強い、すなわち
・今年から始まる賞与引当金、退職金引当金の経理処理から逃げない
・CoCo壱の10辛に挑戦する
・飲み会に呼ばれても尻込みせず参加する
・女の子の目を見て真面目な会話が出来る(ギャグに逃げない)←達成未達の分水嶺、佳境
・初対面の人とキチンと接する
・同僚の顔と名前を覚える
など、熾烈極まる課題を克服し続ける一年であることを指します。
平成生まれの生き残りとして、新年号のニューボーン達を待ち構える役目も果たさねばなりません。
おそらく想像を絶する一年になるでしょう。
え、チャラ男よりもイージー? そんなわけないじゃんw
というわけで2019年もよろしくお願いします。