賢者の日記

賢者の日記

齢20と幾年、穴から出られなくなった山椒魚が思った事を記す。

ダウナー

 仕事から帰ってきて、amazon prime松本人志のドキュメンタルを視聴する。ネクタイを緩めながら、下品に呵々大笑する。新年早々、糞みてーな1日だ。

 日常は糞だが、ドキュメンタルは面白い。シーズンでいえば1、2、3、5が好きだ。下品サイコー。

 錚々たる出場者のなかでも、レジェンドクラスのザコシやくっきー、あれはもう話の前提として隅に置くこととして、霜降り明星せいやの活躍ぶりには目を見張るものがあった。ものまねさせて面白い、度胸があって面白い、謎の鼻炎も面白いとどこから切っても笑えるのは好感が持てる。M-1優勝の実力は伊達ではないということか。去年のM-1優勝を果たしてからというもの、テレビで彼らを見ない日はない。この一年で相当鍛えられたのではないだろうか、破竹の勢いとは彼らのことだ。

 翻って、勢いという観点からみれば、このブログの勢いは死んでいる。開設当初から、悪事をなさず、求めるところ少なく孤独にを念頭に、なにより長続きすればこそと熱量も抑え気味で書いてきたブログであったが、気づけば熱的に死を迎えていた。数か月前のことである。何を思ったか、最近になってまた書き始めている。この一字一字、何バイトなのか知らないが、世の中の資源を食い潰していることを考えるだに、良心の呵責に苛まれる。いま「だに」が「ダニ」に変換された。グーグル先生、追い打ちやめてくりゃー。

 はてなブログのリンクから他のブログへ飛んで視察してみると、アクセスランキングの上位に向かうにしたがって、趣向の凝らし方が豪華になってくるらしい。写真やらリンクやら、マウスを動かすだけで画面上がめくるめく変化して、これぞwebページ! と言いたくなるスゴイページばかりであった。

 このブログの勢いは死んでいる(気に入った)。

 まぁこのブログでそんな大層な事しようとも思わないし、できないし、本当を言うと最初の一、二記事あたりで持ち弾は全て打ち尽くしてしまい、加えて新たに勉強するのも億劫という手詰まりな状況にあるために、もう何もすることがないのである。状況はひっ迫している! 詳しく言うと? それが分からんということが既にひっ迫しているということなのだ!