賢者の日記

賢者の日記

齢20と幾年、穴から出られなくなった山椒魚が思った事を記す。

1月9日のブルース

 今日は休みだった。

 久しぶりに地雷を踏んだ翌日がすぐ休みということで、会社の方が少し心配な気がする。変に体が疲れているので長い連勤だった気がするが、考えてみれば正月休みが2日まであった訳で、すると一週間も働いていないのは不思議だ。やはり三時寝六時起きが祟ったのかも知れない。根っからの夜型人間の私は、気を抜くとすぐに夜更かししてしまう。無意義に動画ばかり見て、ただ起きているというだけなので生産性もないものだ。では休みの日はどうかというと、やーっぱり動画漬けなのでこれは本当にもうダメかもわからんね。

 で、日中散々ぐうたらした夜、やっぱり動画を見ている。美女が脇を晒す映像の何が良いのか分からないが、気づくと観ていた。のみならず、剃り残しや剃刀負けや汗染みなんかを発見するとテンションが爆上がりするようになっていた。寒いからとがぶがぶ飲んだ紅茶のカフェインが悪い影響を及ぼしているに違いない。

こんなとき、労働法の教授の言葉が胸に響く。

「休日は人間が主体的にその人間性、人間的尊厳を回復するためのものだ」

 あぁ、先生、一介の労働者たる私は、休日に女性の脇を見ていますが、これは変態趣味によるものでは無いのです、先生。人間としての精神を回復せんため主体的にしているのです。高貴な精神活動なのです。でも先生、こんな私にも尊厳は認められるべきでしょうか。でも、あぁ、剃り跡がいいなあ、光る汗は素晴らしいなぁ!

 

 こんな下らない日記で1時半を迎えようとしている。明日は朝当番なので早起きする必要がある。これで充分夜更かしなのだ。

 徒然なるままにはてなブログを開きてよろづのことを記しけり。

 言うほど筆は進まないが、これは償いのつもりで書いている。成人男性が1日かけてなにも社会に影響しなかったことの償い、日本の未来に影をさしていることの償いである。

 とうとうタイトルを考えるのも億劫になった。こんな人間がブロガーを名乗って良いわけがない(名乗ったところで寧ろ蔑まれるのが関の山であるけれども。ブロガーって字面、YouTuberより落伍者な雰囲気が漂うのは私だけだろうか)